2015年7月16日木曜日

ルビコン3人組〜箱崎音楽教室

ルビコン3人組の今日のレッスン!
今日は、夏休み前の最後のレッスンでした。
私の音楽教室は、夏休みや冬休みは、お休みになります(*^_^*)
今日の3人組は、ものすごい力で自分の曲に取り組みました!w
何ヶ月かぶりの集中力でした♬


Mちゃんは、「世界中のこどもたちが〜」という曲を弾いてますが、
簡単にしないで、楽譜通りに弾くんだといって頑張っています。
(その子が弾けるように、編曲することもあります。)
左手は、かなりの挑戦なんですが、本当によく頑張りました。
今日は、左手の初挑戦で、レッスンの時間に一緒に弾いていくのですが、
以前のMちゃんからは、考えられない取り組み方です。


Mちゃんは、いろんなことが、完璧にできないと納得できない個性なので、
私の前でさえ、間違えるのが、とても苦しそうでした。
初めて弾く取り組みのときにも、間違えると、涙を浮かべていました。
「最初から、間違えないで、弾ける人はいないんだよ。
間違っても大丈夫。一緒に弾いてみよう。」と言っても、
納得できず、本当に、こちらの胸が痛くなるほど、慎重に、
そして、全神経を集中して、涙を浮かべて、頑張っていました。

そのMちゃんが、今日は、間違える度に、コロコロ笑って、
弾きなおすのです。
そして、今日の目標のところまで、しっかり左手を弾きこなしました。
すごいな〜と思います。
私も、心から嬉しく思います♡


Mくんのレッスン、実はお母さんから、久しぶりにピアノに集中して
いました!という報告をいただいていたので、楽しみにしていました♬
ピアノに座るとすぐに「え〜弾きたくな〜い」などと、言っていましたがw彼の気質にあわせて選んだ曲を、しっかり最後まで弾いてくれました。
前回のレッスンで、あらら・・・という感じで、意外にもはやく、両手で弾けるようになったので、そのことが、きっと嬉しかったんだと思います。

Mくんの挑戦は、彼が好きな曲を弾きたいということで、大曲に挑むことが多く、どうしても、時間がかかりがちだったため、たぶん、ピアノが嫌に
なっていたんだと思いますw
そんな理由で、ピアノに取り組むことが、嫌になっていたんだと思いますが、大曲にくらべると、私の選んだ曲が、意外にもすぐ弾けたので、弾きたい気持ちが、復活したんだと思います。
いろいろな体験があって、再び弾く喜びに出会えてよかったな〜と思います。

彼の苦手は、左手(みんなそうですが・・・)で、左手が全部同じだったらいいのに〜と言っていました。
右手の旋律を弾いて、自分で左手の音をつけるというレッスンをしていましたが、これが、3つの音ではなくて、始めは2つの音からスターとしたんですね。
そうすると、5度の伴奏になるのですが、彼は、ずっとこの音のまま弾いてやる〜!とか言って、ドとソの和音で、最初から、最後まで弾いたりしていました。
古い時代にドローンといって、同じ音を繰り返しての伴奏のスタイルがあります。
彼の弾くドローン奏法が、とても新鮮で、どんな曲も中世の曲に聴こえてくるから、不思議でしたw
今回の彼の曲の伴奏は、まさにドローン奏法だったことに、今日気付きました。なんだか、楽しい不思議なことが、沢山起こっています♬


そして、Kちゃんのレッスン!
ずっと、弾きたいと言っていた「にじいろ」の楽譜を、今日持って行きました。
Kちゃんの集中力は半端ないのですが、今日は、本領発揮という感じでした!
そう言えば「ピアノ飽きた!」という言葉は、今日は一度も出てきませんでしたw
そしてなんと!今日は、右手のほとんどを弾けるようになりました。

そして、この3人組の変化は、間違えがわかるようになって、そこをちゃんと弾けるようになりたいと思っていることです。
間違えたところを、弾けるようになると、とてもいい顔で笑います!
素直に、嬉しいのだと思います♡ 私も嬉しかったです。

ルビコンに入ってから、私が、試していることがあります。
それは、レッスンに行くまえに、子どもたちの笑った嬉しそうな顔を
思い浮かべて、自分が幸せになります。
ピアノを弾いてほしいとか、練習してきて欲しいとかを考えるのではなく、
ただ、その子の嬉しそうな顔を思い浮かべるのです。
それを、ちゃんとやっていった時は、本当に子どもたちは、嬉しそうに
レッスンに取り組みます。

思いや、祈りは、確実に伝わります。
そのことを、私は、実感しています。
いつでも、いつまでも、子どもたちの笑顔を祈り、心を包んでいたいと思います。

2015年7月11日土曜日

9才の危機!


◉糸島編
出張レッスンと自宅でのレッスンがあるのですが、
子どもたちの学年が上がって、学校から帰る時間が遅くなったり
お母さんのお仕事が終わる時間が遅くなったりで、レッスンの時間が
変わったり、今まで出張だったのが、自宅レッスンになったりで、
いろいろと変化があっています。


出張レッスンから、自宅レッスンに変わった子が、私の自宅でのピアノ・レッスンをとても気に入ってくれていると、お母さんが話してくれました。
長い間、子どもの自宅レッスンをしていなかったので、私にとっても、久しぶりの子どもを迎えての自宅レッスン!そう言ってもらえて嬉しかったです。


新しく出張レッスンの仲間に入った2人の一年生は、学校はちがっても
小さい時お友だちだったそうで、すぐに仲良しになりました。
それで、前回のレッスンで、どうやらAちゃんは、おたふく風邪のようだという話になりました。ホント!片方のほっぺというか耳の下が晴れています。
「おめでとうございます!」と思わず叫んだのですがw
最近は、予防接種のおかげで、おたふく風邪になる子がすくないようですね。。。
来週は、どうなってるかな〜?




◉箱崎編
ばっちり9才の危機を迎えた3人組。
毎週毎週、感じがちがっていて、本当に絵に書いたようなルビコン期到来です。
今回は、また、ストレス発散タイムになっていました(笑)
都会の子は、いろんな刺激があって、たいへんだろうな〜と思います。


それでも、それぞれ、私との音楽タイムを、それなりに楽しもうとしているようです。
Mちゃんは、今練習している曲を、左手が難しくても、最後までやり遂げて、私をビックリさせると言っていました♬


Mくんは、ピアノめんどくさいそうで、めんどくさいポーズの写真を撮ってと言ってポーズをとっていました(爆)
それでも、一曲両手で最後まで弾けるようになって帰りました♬


Kちゃんは、新しい曲が弾きたくてたまらない様子。その前に、今やりかけの曲を仕上げようと話すと、一生懸命やっていました♬


後、1回のレッスンで、私の音楽教室の生徒たちは、長い夏休みに入ります。それぞれ、おじいちゃん・おばあちゃんの家に行ったり、家族で旅行に行ったり、のんびり過ごしたりします。
時々は、ピアノも弾いて欲しいな〜と思うけど、基本的には、好きな曲を弾くという宿題しか出しません。


夏休みの間に、私も、次なる作戦を立てて、楽しんでもらえるように頑張ります。
秋には、自作自演の曲への取り組みを考えています♬

2015年6月16日火曜日

「音楽は教育ではない・・・」〜糸島音楽教室


田舎に暮らすということは、
自然の恩恵を、毎日頂いているということでもあります。
糸島っ子たちは、運動会の不安定も、そんなに感じることなく
いつもの感じで毎日が過ぎていっています。


もしかして、都会とは、運動会そのものがちがうのかもしれません。。。
そして、おもちゃや、遊びもちがうのかな〜と最近感じています。
育自講座で、お母さんたちに、おすすめしているのは、
とにかく、機会があれば、自然の中にいって遊ぶということです。
その体験が、子どもたちの栄養になると思います。


今日は、レッスンに行ったおうちの梅の木が、梅の実でいっぱいで
ぽろぽろ落ちてくるということで、
子どもたちは一緒に、梅の実拾いをしていました。
そして、糸島っ子の個性は、奇想天外ですw
田舎で良かったね〜という感じすね〜。


6月から、新しいお友だちが3人、私の音楽教室に参加しました。
そのうちの二人は、出張教室で、もうひとりは、自宅教室です。
自宅教室に来た子は、トイピアノを弾きたいということで
なんと、トイピアノレッスンしています。
私も、初めての体験で、すごく楽しいです!


そして、今まで出張で、6月から自宅レッスンに来るようになった
Hちゃんは、もう、楽譜を読むのが嫌らしく、楽譜なしのレッスンに
変更したいということでした(爆)
そういうことにも、挑戦してみたいと思います。


気づいたことは、私が弾くと・・・
「そんなに、スラスラ弾いてみたい」と俄然やる気になったこと。
楽譜を読んで、弾いてみるということよりも、
聴いて、同じように弾いてみたいと思うことが、
素敵なように感じる今日このごろです(笑)
そういえば、自分も、そうでしたw


音楽は教育ではなく、
昔、お祭りで、笛を吹き、太鼓を叩き
歌を歌い、踊ったように。。。
口づてで習ったり、聴いて覚えて楽しむ音楽が、
本来の音楽だろうと思うのです。


そして、そんなにして、楽しむレッスンをしたいと思うのですが、
まだ、何か、自分の中の枠から、とびだせない私がいます。
楽譜のないレッスンを望む子のために、
次回から、とりかかる予定ですが、
どうなるかな〜と思っています。
楽しみでもありますが(笑)
いろんなことで、鍛えられる私です(^o^;)