2015年4月20日月曜日

私が感じたこと、感じていること〜糸島音楽教室

今日もまた、いろいろ感じたり、考えたりすることがありました。
糸島の音楽教室をはじめて、やっと一年がたちました。
子どもたちの、一番の変化は、自分の弾いている音や音楽を
よく、聴けるようになったということです。


そして、ここが残念だったとか、ここはこの音が弾けてたらよかったとか
この指番号になってるのは、この音にいかないけんけんやねとか・・・。
今の音、きれいやった?とか、スタッカートは元気な音になってた?とか
私に、話してくれます。
弾く子どもと、私とが、同じように感じているのが、とても嬉しい。


今、みんなが取り組んでいる課題は、自分の思っている音をだすための
タッチとその練習法です。
私とのピアノの時間、短い時間で、取り組んでいます。
それも、かなり真剣に取り組んでいます。


もちろん、毎日の筋トレのようなトレーニングは、大事です。
だけど、それができない子どもたちも多い。
それなら、一緒に練習する時間に真剣に取り組もう・・・という
感じですね。
その練習の方法を、家で少しでも思い出してやってもらえたらいいな〜と
思います。


私の音楽教室に移ってきて、数ヶ月の子がいます。
ピアノの曲が、すぐに、弾けないとやる気がなくなります。
とにかく、すぐに弾けるようになりたいのです。
はじめての曲でさえ、間違えるのが嫌です。
そして、1回弾けるようになったら、すぐに飽きてしまいます。


学校や親御さんは、その性格、性質をなんとかバランスしようと、
したいと思うかもしれません。
でも、私は、それをバランスさせるのは、とてもゆっくりでいいと
思うのです。
むしろ、そのアンバランスな個性を、充分表現しきってほしいと思いますw


私が、音楽教室で、感じたり、思ったりしていることは、
今日は、元気だなとか、今日は先週より、元気ないなとか
今日は、どんな思いでいるかとか、そういうことです。
音楽を通して、その子の心を包んだり、思いを開放したり、
どんな思いにも、共鳴したりすることです。
フラワーエッセンスのセッションの時と、同じことをしているな〜と
自分でも感じました。


そして、その子が、自分の思いを充分に
音や曲に表現できるようになるために
私が伝えられることは、伝えたいんだなと
自分で、感じました。
ゆっくりなので時間はかかりますが・・・。


筋トレのような、トレーニングももちろん大事だけど。
私の歌は、筋トレしない歌ですw
イメージで、どこまでも、広がっていく歌です。
だから、子どもたちのピアノも、それでいいんだと思ったのでした。


毎回毎回、いろんなことを、大事なことを教えてもらっています。
本当に、感謝しかないのですm(__)m

2015年4月16日木曜日

「おなかすいた〜」〜糸島音楽教室&箱崎音楽教室

<糸島編>
今回の音楽教室は、私の自宅に子どもたちが来て
レッスンすることになりました。
(いつもは、出張レッスンです)


子どもたち、ついたとたんに、「あ〜お腹すいたー」の連呼!
「喉が渇いた〜」「ねえ、本当に食べるものないと?」
「クッキーとかも無いと?」という子どもたち。


そのあと、いろんなものを観たり触ったりして
そして、ピアノのある部屋のとなりの和室に
入って、宿題!
あれは、子どもの本能なのかwww
まあ、久しぶりに、笑いました。


家で、子どものレッスンをするように、いろんなものを
準備していないので、今度からは、いつ我が家でレッスンしても
いいように、準備しておこうとおもいます。




<箱崎編>
今日は、箱崎の音楽教室でした。
今こどもたちは、左手と格闘しています。
右手だけだったらいいのに〜。
左手も右手みたいな音符だったらいいのに〜。
となんとか、左手を弾かなくていいように
お話します。。。


写真は、「はい!左手やってみよう〜。」という
呼びかけに「え〜!」といってうなだれるMくん(笑)
今、箱崎教室では、「左手いやいや病」が流行っているようです。
若干2名ほどですがw
どうやったら、左手が楽しくなるのか考えるのが好きです♡

2015年4月9日木曜日

大人のピアノ・レッスン


ピアノのレッスンに通って来てくださっている大人の方もいます。
「今日も、楽しみにしてレッスンに来ました」と言ってくださいました。


自分で弾きたい曲を選び、楽譜が小さくて、見えにくいからと言って
手書きで大きな楽譜に書き直して、取り組んでいます。
素晴らしいです。


弾きたい、弾いていて楽しい・・・という思いは
何より、大切にしたい思いですよね。
大人も、子どもも、ピアノが友だちのようになるといいな〜と
いつも、思っています。


弾く楽しみは、聴く楽しみですよね。
音楽がそこに流れているという幸せ感。
その幸せ感があるから、何度も何度も弾きたくなる。


ピアノの音が聴こえると、弾いてる本人も
聴いてる人も幸せになっていいですね。
音は光だから、家中が、光でいっぱいになりますね。

気質にあった曲〜箱崎音楽教室


私の音楽教室は、春休みや夏休みは長いお休みになりますw
子どもたちが、おじいちゃんやおばあちゃんの家に長く滞在したり、
家族で出かけたりするためです。


今日は、春休み明けのはじめてのレッスンでした。
子どもたちは、どんな感じかな〜と内心ドキドキでしたが、
成長して、元気でレッスンを受けてくれました。
Mくんは、山登りの疲れがでて、お休みだったので残念でした(T_T)
もちろん、ピアノの宿題なんかしていませんw
さあ、今日は何をしようか・・・から始まりました。


今日のレッスンに来た二人は、とてもいい笑顔をしていました。
学年が変わって、クラスが変わって、先生が変わって・・・
新しい環境になれるまで、いろいろあると思いますが、
元気で、楽しく過ごしてほしいと思います。
音楽教室の3人の同級生は、それぞれ、バラバラのクラスになったそうです。


今日から箱崎教室も、気質を表現する曲がはじまりました。
そして、少し、テクニックの練習にもとりかかりました。
新しいスケッチブックを用意して、始まりのほうから曲を
終わりの方からテクニックのコピーを貼ってもらえたらと思っています。


選んだ曲は、気に入ってもらったようでよかったです。
何度も弾いていました。
(気質にあった曲にしているので、あたりまえなんですがw)
そして、面白いことは、上手に弾けるように、テクニックのことを
いうと、ちゃんとしっかり取り組んでいました。
必要だと思うと、しっかり取り組めるものですね!


あとは、楽典ですね。
これも、工夫して、楽しくやりたいと思います。
今年の、私の音楽教室の目標は、大好きで自信をもってひける
十八番の曲をつくって、弾き込むことです。
私も挑戦しようと思います♬


発表会という形は、いろんな個性の子どもたちがいるので、
難しいとおもっていますが、たのしい音楽会という形で、今年は、
みんなで、音楽を演奏して楽しむ時間をつくってみたいと思っています。
秋は、どうかな〜と思いますが、なにしろ夏休みは音楽教室が
お休みになって、遊びまくるのでw難しいですよね〜。


この春からの、私の生活は、午前中から午後にかけては
講座やセッションやレッスンやワークショップ。
夕方は、音楽教室という感じになりそうです。
音楽教室は、大好きでずっとやりたかったことだから
とっても嬉しいです。
こどもたちに、教えてもらうことや、癒されることがたくさんあります。


早々に、やらないといけないことは、創刊号をだして、
その後、一度も書いていない、教室のニュースレターを書くことです。
頑張ります(^^)

2015年4月8日水曜日

音楽教室ママランチ会&自由学校

<ママランチ>
今日のママランチ会も、楽しかったです。
東区の音楽教室のママたちのランチ会ですが、
子どもたちの様子や、いろんな悩みや、気になることなど
みんなで話しました。


育児の講座でも、お話ししているのですが、9才は
やっぱり特別な時期で、その時期は大切な時間でもあるよね〜と
お話ししました。
そして、11才とか14才とか、7才とか、5才とかにも
チェンジの時があるよね〜と、それぞれの子供たちの変化についても
話しました。


そして、私もそうですが、私の教えている子ども、そして、ママたちも
アスペルガーや発達障害の傾向があって、そのことも、話しあったり
こんなこと、あるよね〜と確認しあったりしましたw
人のこと聞いて安心していては、いけないのかもしれませんが・・・
でも、自分と同じような感覚の人がいると、安心するものです。


「発達障害あるある」のグループをつくろうと思っていて
まだ、実行していませんが、いろいろ書き込んでもらったら
自分のことや、子どもたちのとの関わりのなかから、
アドバイスできるかな〜とも思っています。


次回のママランチ会は、5月8日(金)11:00〜
どなたでも参加できます。子どもやご自身、
パートナーが「あるある」の方は、是非!
きっと、元気になります。
参加費は、ご自分の飲食代のみです。
糸島の音楽教室のお母さんたちの、ランチ会も計画しようかなと
思っています。




<自由学校について>
5月にはじめようと思っていた自由学校ですが、新学期がはじまって
まもなくだったり、5月病の時期でもあったり、小学校によっては
運動会前だったりするので、6月スタートにしようかという話になりました。
6月20日(毎月第3土曜日)


そして、ママたちのウクレレと子どもたちの自由学校は、別にしようかと
思っています。
ママたちのウクレレは、ママランチの後に、レッスンします。
なんか、他にもやりたかったら、いろいろ体験できるように
プログラムも組みたいと思います。


そして、自由学校は、子どもたちのために。
親も参加したかったら、それは、自由な感じで一緒に楽しんでもらえたらと
思います。
どんなことをするのか、スケジュールをたてて、お知らせしますね。


東区は、バンビの木箱、博多はクレイア、
糸島は私の自宅かどこか場所をかりて・・・と考えています。
月に1回土曜日にと考えています。
参加料金は、ひと家族 ¥1500〜2000(材料費・保険料込み)
になると思います。
昼食は、おにぎりと何か野菜を少し持ってきて、お味噌汁を作ります。


水絵を描いたり、手仕事をしたり、歌を歌ったり、楽器をやったり
学校でやらない数学や文字の勉强をしたり、
ご飯を作ったりしたいなと思っています。
そして、ゲームじゃない遊びもしたいと話していて、ボードゲームを
つくるのは、どうかな〜と思っています。


サイコロゲームとかいいよね〜と言ってたんですが、私はFBの中で
「降りていく生き方ゲーム」という衝撃のサイコロゲームを見つけましたw
これって、笑い飛ばすしかないのか?それとも、あるある!って共感するのか
まあ、どちらもでしょうけど、すごいな〜と思いました。
あるある仲間で、これやってみたいですw

「当事者すごろく」

音楽教室日記&アマランチ会


私が、課題に出した、気質を表現する曲
(子どもたちはもちろん何もしりません)と
自分が弾きたいと言って、取り組んでいる曲
このふたつが、いまのところの課題になっています。


指の訓練の教則本には、特別取り組んでいないので
どうやって、美しい音をだすための、指のタッチや、手の形を身につけるかが
けっこう、重要な問題になっていますが・・・w
弾きたい曲があるっていうのは、素晴らしいことで、
その曲の中での、私の短い特訓にも、しっかりとついてきています。


少しずつでも、そうやって、美しい音をだすための
自分を表現するための、テクニックを身につけてもらえたら嬉しいです。
ゆっくりでいい。
こんな音で弾きたいという思いがあれば、そういう音が出せるようになるのだから。
きっと、一番大切なのは、美しい音を感じることができるということだと思います。


また、私の音楽教室の生徒さんの中には、
学校に馴染めなかったり、行きたがらなかったり、
高機能自閉症や自閉傾向があって、学校の中で苦労する子どもたちもいて
お母さんも、悩んでいます。
ピアノが楽しく弾けるようになることも、もちろんですが、
母親でもない、学校の先生でもない立場から、
子どもたちを見守り、少しでも助けられたらと思っています。


そういう子たちは、すぐに、完璧に弾きたいと思ってしまうことも多いですが、
間違ってもいいんだよ、誰だってはじめから間違えずに弾けることなんて
ないんだよ・・・という、完璧という自分に課している課題から
まず、自由になることからはじまります。


そんなことは気にせずに、とにかく自分の思いの表現として弾く子もいます。
そういう子は、間違えないで弾きたいとは思っているのですが、
そこをが気になりはじめると、そのことばかり気になって、楽しくなくなります。
間違いをなおしたいと思っているのに、勝手に指がちがうところへうごいたりもします。
そして、それを、やめられないこともあります。


または、ちょっと間違えると、とたんにやる気がなくなり、不機嫌になる子もいます。
それも、すぐに、完璧に弾きたいという現れです。
間違えずに弾くことが、どんな音楽になるのかはわかっているのですが、
はじめから、または、すぐに弾けないことに腹をたてたり、嫌になったりします。


自分や、自分の周りとの関わり方や、ものや人に対する感じ方が、
ピアノの弾き方にも、ピアノとの向き合い方にも、出ていると感じます。
そんな時、どんな向きあい方でも、どんな取り組み方でも、
それを応援することが大事だと、私は感じています。
バランスを取ったり、上手にできるようになるのは、後からゆっくりでいい。
その前に、自分の感じかたや、表現の仕方をとことん、やりきること、
それを否定されないことが、どんなに大切かということを感じます。
いろんなことを感じすぎたり、いろんなことにこだわりすぎたりするからこそ
そのことを、まずは、大事にしてあげたいと思うのです。


大人は、どう対処したらいいのかを、悩むかもしれませんが、
その子の個性を、まずは、受け止めて、感じすぎだと感じても、
こだわり過ぎだと思っても
そういう、その子のそのままを、とにかく受け止めてあげることです。


学校や友だちにたいする疑問がいっぱいで、わからないことばかり・・・
完璧であろうとしたり、100%の力をいつも出し切ったり、
感じすぎたりするために
とても疲れることや、その疲れを自分自身もわからないことが多い。
そういう個性なら、その個性を大事にして、
少しでも、楽にいられるよう助けてあげてほしいと思うのです。
身体や心をちゃんと休めて、
いつも、その子なりの心地良い状態にしてあげることも大切だと思います。


そして、誰かのそんな子を見ると、または、自分の子どもがそうであったら、
どうして!って思うかもしれません。
だけど、自分の子のことも、だれかのそういう子のことも、
同じように大事に思ってほしい。
何か、問題が起きた時は、その子のいいところをとことん考えたり、
思ったりすることです。
みんなが、そのこの素敵なところや、いいところを心に浮かべたり、
きっと大丈夫だと思ったり、その子のために祈ったりすることは、
言葉にして伝えなくても、その子を守りその子のちからになり得るからです。


明日(8日)は、そんな音楽教室のママランチ会です。
東区バンビの木箱にて。ランチは、予約じゃないと、
ない場合もありますが、ドリンクだけでもOKなので、
参加してみたいと言う方がいたら、是非、どうぞ!
毎回、爆笑の話題が、尽きないランチ会です。(真面目な話もします!)
参加費は、自分の飲食代のみです。

2015年4月5日日曜日

歴史をたどる

音楽教室のこと、考えています。
入り口は、音を楽しむこと、音楽を演奏する楽しみを体験すること。。。
私が子どもたちの音楽教室をはじめて、やっと1年がたとうとしています。


なんとか、ピアノを弾けるようになってきた子どもたち・・・。
これからは、気質にあった曲を選ぶことや、歴史をたどる曲を
体験することを大切にしていきたいと思います。


音楽の歴史には、ふたつの道があると思っていて
ひとつは、時代をたどる歴史の道。
これは、その時代の魂のあり方が、芸術の中に息づいていて
そのことを、体験することが、大切だと思っています。
歴史の道をたどることです。


もうひとつは、インターバルの歴史。
長い歴史を経て、魂が喜ぶ音程は、限りなく1つの音に近づいているという感覚。
そのことを、どうやって体験してもらえるかな〜と考えています。
これもまた、その時代の、楽曲の中に隠れています。


音楽のテキストには、楽しいものが沢山ありますが、
古い時代の曲を、きちんと学び、
歴史をたどるということは、とても大切なことです。
そして、また、歴史をたどり感じることで、
今を表現する、即興演奏も、とても大切なことだと感じています。


やりたいことが、たくさんで、それを、どうやって
レッスンの中に、盛り込めるかな〜と考えています。
楽しい悩みなんですけどね!