2015年4月8日水曜日

音楽教室日記&アマランチ会


私が、課題に出した、気質を表現する曲
(子どもたちはもちろん何もしりません)と
自分が弾きたいと言って、取り組んでいる曲
このふたつが、いまのところの課題になっています。


指の訓練の教則本には、特別取り組んでいないので
どうやって、美しい音をだすための、指のタッチや、手の形を身につけるかが
けっこう、重要な問題になっていますが・・・w
弾きたい曲があるっていうのは、素晴らしいことで、
その曲の中での、私の短い特訓にも、しっかりとついてきています。


少しずつでも、そうやって、美しい音をだすための
自分を表現するための、テクニックを身につけてもらえたら嬉しいです。
ゆっくりでいい。
こんな音で弾きたいという思いがあれば、そういう音が出せるようになるのだから。
きっと、一番大切なのは、美しい音を感じることができるということだと思います。


また、私の音楽教室の生徒さんの中には、
学校に馴染めなかったり、行きたがらなかったり、
高機能自閉症や自閉傾向があって、学校の中で苦労する子どもたちもいて
お母さんも、悩んでいます。
ピアノが楽しく弾けるようになることも、もちろんですが、
母親でもない、学校の先生でもない立場から、
子どもたちを見守り、少しでも助けられたらと思っています。


そういう子たちは、すぐに、完璧に弾きたいと思ってしまうことも多いですが、
間違ってもいいんだよ、誰だってはじめから間違えずに弾けることなんて
ないんだよ・・・という、完璧という自分に課している課題から
まず、自由になることからはじまります。


そんなことは気にせずに、とにかく自分の思いの表現として弾く子もいます。
そういう子は、間違えないで弾きたいとは思っているのですが、
そこをが気になりはじめると、そのことばかり気になって、楽しくなくなります。
間違いをなおしたいと思っているのに、勝手に指がちがうところへうごいたりもします。
そして、それを、やめられないこともあります。


または、ちょっと間違えると、とたんにやる気がなくなり、不機嫌になる子もいます。
それも、すぐに、完璧に弾きたいという現れです。
間違えずに弾くことが、どんな音楽になるのかはわかっているのですが、
はじめから、または、すぐに弾けないことに腹をたてたり、嫌になったりします。


自分や、自分の周りとの関わり方や、ものや人に対する感じ方が、
ピアノの弾き方にも、ピアノとの向き合い方にも、出ていると感じます。
そんな時、どんな向きあい方でも、どんな取り組み方でも、
それを応援することが大事だと、私は感じています。
バランスを取ったり、上手にできるようになるのは、後からゆっくりでいい。
その前に、自分の感じかたや、表現の仕方をとことん、やりきること、
それを否定されないことが、どんなに大切かということを感じます。
いろんなことを感じすぎたり、いろんなことにこだわりすぎたりするからこそ
そのことを、まずは、大事にしてあげたいと思うのです。


大人は、どう対処したらいいのかを、悩むかもしれませんが、
その子の個性を、まずは、受け止めて、感じすぎだと感じても、
こだわり過ぎだと思っても
そういう、その子のそのままを、とにかく受け止めてあげることです。


学校や友だちにたいする疑問がいっぱいで、わからないことばかり・・・
完璧であろうとしたり、100%の力をいつも出し切ったり、
感じすぎたりするために
とても疲れることや、その疲れを自分自身もわからないことが多い。
そういう個性なら、その個性を大事にして、
少しでも、楽にいられるよう助けてあげてほしいと思うのです。
身体や心をちゃんと休めて、
いつも、その子なりの心地良い状態にしてあげることも大切だと思います。


そして、誰かのそんな子を見ると、または、自分の子どもがそうであったら、
どうして!って思うかもしれません。
だけど、自分の子のことも、だれかのそういう子のことも、
同じように大事に思ってほしい。
何か、問題が起きた時は、その子のいいところをとことん考えたり、
思ったりすることです。
みんなが、そのこの素敵なところや、いいところを心に浮かべたり、
きっと大丈夫だと思ったり、その子のために祈ったりすることは、
言葉にして伝えなくても、その子を守りその子のちからになり得るからです。


明日(8日)は、そんな音楽教室のママランチ会です。
東区バンビの木箱にて。ランチは、予約じゃないと、
ない場合もありますが、ドリンクだけでもOKなので、
参加してみたいと言う方がいたら、是非、どうぞ!
毎回、爆笑の話題が、尽きないランチ会です。(真面目な話もします!)
参加費は、自分の飲食代のみです。

0 件のコメント:

コメントを投稿