2015年9月8日火曜日

学校に行きたくない・・・ピアノもちょっと自信ない・・・。

音楽教室日記〜糸島編  長文です(*^_^*)
子どもたちは、ま〜どうやったら、こんなに黒くなるのでしょうというくらい、黒くなっていました(笑)
糸島は、海が近くて、徒歩や自転車で行けたりする距離に住んでいるので、毎日でも泳ぎにいけるんですよね。本当に羨ましい。
学校によっては、秋に運動会があるところもあるらしく。
楽しくて、なが〜い夏休みの後に、運動会の練習で、がっかりしている子もいました(笑)

夏休みの後の、初めてのピアノのレッスンは、「宿題なんやったけ〜?」
「宿題ってあったっけ〜?」なんて会話で始まりますがw
ピアノの夏休みを初めて体験する子は、少し緊張気味でした。
宿題って、やっぱりやっていかないといけないんだよね〜とか、
やってないけど、どうしよう?なんて悩むのは、学校だけでいいと思います。
それより、私は、夏休みに元気に過ごしてたかな?とか、ん〜背が伸びてるな〜とか、大人に近づいたな〜とか、そんなことを気にしています。

ピアノは、子どもとの会話だったり、心をつなぐものだったりします。
今の子どもたちは、それなりに、いろんな心配があったり、悲しみがあったりして、生きています。
それを、少しでも軽くしたり、元気づけたりする力が音楽にはあると思うのです。
その力を感じながら、ピアノの時間を楽しんで欲しいと思います。

サーフィンに夢中なSちゃんは、ピアノが終わったら海に行くといっていました。そして、今の曲が終わったら憧れのアラベスクを弾くんだといって、今日も頑張っていました。
もうちょっとかかるかな〜、でも来週は、楽譜を持って行っておこうと思います。

そして、春からあたらしく教室に来たKちゃんは、心なしか元気がない。
学校が楽しく無いらしいです。運動会の練習もあって、大変だと思います。
ピアノの時間は、全力投球!
その姿勢が、きっとすべてに現れていると思うので、間違いたくない、ちゃんとやりたいという気持ちが、ときには、叶えられないこともあるんじゃないかな〜と思って見ていました。
私が、小学校の時には、とんでもなく大変な子だった話しを、もっと沢山したかったんだけど、今日は、時間がたりませんでした。
そのうち、ちいさな本を作って、子どもたちに配りたいと思います(笑)

そして、春から教室に入ったAちゃん。
Aちゃんは、サーフィン大好きなSちゃんの妹なんですが、これが、おもしろいくらい、ちがうピアノをひきます!
おねえちゃんは、元気。妹のAちゃんは、とってもソフトなタッチです。
そして、ひとつひとつの音を優しく身体に染み込ませながら弾きます。
てもぷくぷくしていて、きっと粘液質なんだと思う。
ゆっくりだけど、確実です。そして、今日は前髪を自分で斜めにパッツン切っていました。そんな大胆なところもあります(笑)

次は、高学年のMちゃん
「はーい、先生〜」と手を振りながらの登場でしたが、顔は、なんだか夢をみているよう。。。
どうしたの?と聴くと、「う〜ん寝とった・・・。」
そうだろう、まだ、起きてないみたいだもん。
そして、曲は、ドラえもんの「ひまわり」Mちゃんが、自分から、絶対弾きたいと言った曲です。
「映画、見に行った?」と聴くと、「見に行ってない、だってお母さんが泣くから、行かんって言った」ということでした。
そうなんだ、なんだか感動する歌だもんね〜。
と思いながら、そういえば、この前、このシーンであの曲が流れたらよかったのに!というお話を聴いたばかりでした。
なんだか、いろいろつながってるな〜。

そして、最後は、Tちゃん。
我が家に帰ってからの、レッスンです。
Tちゃんは、アラベスクを弾いてから、クラッシックに目覚め
今は、バッハのメヌエットを弾いています。
とても、丁寧に弾いています。
Tちゃんは、耳コピーで覚えて弾くタイプの子ですが、今回は、しっかり自分で、音を読んで、弾いてきていました。
すご〜い!いろんなことが、身について、できることが増えると、とても嬉しいよね。
指もしっかりしてきました。何も言っていないのに!w
今の子どもたちは、電子ピアノの子が多く、それも、強弱をタッチで表せないタイプの楽器を持っている子が多いのですが、私は、それでも、強弱や表現方法を教えます。
お家には、強弱を表現できない電子ピアノしかなくても、レッスンに来たときには、しっかり表現しています。
それって、イメージしながら、練習しているってことなんですが、それは、とっても素晴らしいことだと思います。

糸島音楽教室も、幸せな時間のうちに、始まりました。
クリスマスごろ、小さな音楽会をしたいな〜と思っていますが、
どうなるかな〜。
もちろん、子どもたちには、直前になるまで、内緒にしておきます(笑)!

0 件のコメント:

コメントを投稿